【女性の人間関係】職場いじめで退職するまでの経緯

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職場いじめ 職場いじめ

自分は人間関係がとても苦手で、嫌なことを押し付けられても上手に断れない性格。
こいつなら嫌なことをしても何も仕返しされないのでは?と相手からナメられていたと思います。

職場でのいじめ、嫌がらせ、無視、村八分、差別、パワハラ、言いがかりなどを受け、いつも女性での人間関係で苦しみ、今までに何社も女性からの職場いじめが原因で仕事を辞めています。

前職でのいじめがおきるまでの経緯を振り返ってみました。

よかったら最後までお付き合いください。

多忙な職場環境

前職では自動車関係の部品メーカーで働いていました。
担当業務は非常に多忙で、海外からの納期遅れや開発中の故障、運搬事故など予期せぬ事態が頻繁に起こり、それでもスケジュール通りにコントロールしていかねばならず、やりがいもありながら非常にタフな仕事でした。朝会議があるときは7時半から、夜遅く帰りは11時、12時くらいまで働いていました。

いじめ、仲間外れの始まり

いじめ、仲間外れが始まったのは、私が勤務してから2年目のことです。
それまでは信頼していた味方の男性上司と一生懸命業務に追いつこうと必死に頑張っていましたが、その上司が解雇されて、代わりに過去10年以上この会社で勤めていたお局の上司が5年ぶりにこちらへ出戻ってきました。

お局上司

お局上司は、自分が不在だった何年間に、私が入社したことが気にくわないというのがありありとわかるほど子分たちと組んで私を仲間外れにし、事あるごとに攻撃してきました。

↓ いじめの具体例が載っています

その子分というのはアシスタント女性2人で、勤務歴が長く両者とも10年以上

常に人の悪口ばかり水面下で言う


お局に気に入られ残っていたようですが、気に入られない人はどんどん辞める・辞めさせられていったようです。つまりは気に入られた人が生き残れる会社

そのお局上司が戻ってからは魔女3人組として、さらに強い仲間意識で結託していました。

見張りや陰口

子分魔女2人はお局上司のいない間、私が失敗をしていないか、何か変わったことをしていないか私の言動を見張って告げ口したり、不在時私の座席に座り私物など勝手に調べたり、手先として女上司と連携を取っていました。(ボイスレコーダーを仕掛けた1日目で発見された事件)

のちに辞めていった派遣社員から「陰で私の悪口を散々言っていたことが魔女の語り口調で非常に気持ちが悪かったよ」と教えてくれました。

きわめて排他的な特性、いわゆる村社会の中で、後から入った後発組の私は彼女たちにとっては異物のような存在でした。
いじめられた理由は彼女たちが自分を気に入らなかったからだと思います。

体調を崩す

ストレスから体調も悪く、毎日下痢で偏頭痛もひどかったです。
ずっと恐怖とプレッシャーで心の根底には死を考えていて、言い返せない、やり返せない、心が弱い自分なんて生きていても無駄だと毎日自分を責めていました。

その体調が悪いことすらも、魔女たちからは「自分の体調が悪いことを過剰にアピールしている」と陰で言われていました。(辞めた派遣社員から教えてもらいました)


今思い出しても腹が立つことばかり。
心がどれだけ傷ついていても周りから見えないばかりか、相手を思いやる気持ちがない人には理解はできないでしょう。

死にたい衝動

朝早くから深夜まで仕事をし、深夜帰路に車を運転しているとき、このまま壁に激突して死んだら楽だろうな…と毎日毎晩考えていました。


海外工場からの入荷品で規格外のとんでもないミスが起こり、夜19時からひとり取引先に呼び出され、その当日電話で上司に叱責された日には、天井の梁を見てこの延長コードで首を吊ろうとか…


支配的な気持ちに取りつかれ、「その会社にしか自分の居場所がない、ならば死ぬしかない」と二者一択でそれ以外のことが考えられず視野がとても狭いものになっていました。

毎日が灰色に見える日々

また、自己価値観の低さから

ある程度年齢が行った自分がこの先転職できるとは思えない
どこにいってもいじめやいやがらせはある。逃げられない、どの会社に行ったって一緒だ

とそう信じ込んでいました。

無力感や無価値感に心が占領され、自分の生きる世界がまさにそこにしかないように感じられて、もはや生きる屍となっていました。

心が壊れ退職を決意

医師の診断書

在職中、早朝ミーティングを終えた後に、涙が止まらなくなり体が動かなくなりました。
そこでようやく退職を決心します。一応医師の診断書を提出しました。

病名:うつ状態
心身ともに疲弊しており仕事を続けることは困難である。

という内容でした。
日付を入れなかったのは、たとえば二週間の休養を要するというふうにすると「だとしたら二週間経ったら治るなよな?」と言いかねないので、あえて入れませんでした。

お局に提出すると診断書も、必要ないという感じでした。ようは、精神に異常をきたして辞めるのは、自分の心が弱い、至らない=自己理由であるというのが彼女の認識でした。

お局
お局

それって退職するのに必要なの?
一応もらっておくけど
必要なかったら返すわ

退職までの日々 仮病に疑われる

辞めると伝えてから、退職まで3か月かかりました。有休が40日以上残っていても初めは納得してもらえず

お局
お局

次の人がいないのに有休取ってもらうと困るじゃない
今いる人にどれだけ負担がかかると思ってるの!

私

はい、すべては私が悪いんです
私の責任です… すみません

その上の男性上司に告げてから、辞めるまでの日程がようやく動き出しました。ありがたいことに男性上司が有休をほぼ使わせてくれて、使えなかった有休は買い取ってもらうこともできました。

ただ、魔女たちからは、体調が悪くてもまったく気にもとめることもなく、気遣いはいっさいなかったです。診断書を出していても

魔女たち
魔女たち

どうせ仮病でしょ?
具合が悪いのを大げさにアピールしているだけ

と疑われていました。

むしろ最後だからこそ多くの仕事をこれでもかというくらいかぶせてきました。午前中は事務作業、午後は検品作業、そして夕刻は取引先の会議に出席。早朝と夜間には海外との情報共有やミーティングがありました。引継ぎについても自分たちに責任や引継ぎがこないように「女性陣は忙しいんだから業務をかぶせてこないで!」と言って、ほぼ丸投げで男性陣に仕事を追いやりました。

キレる上司

大量の仕事に忙殺されながら、私は最終日までいい人、いい会社員であり続けようとしました。

お局に文句や言い返せば100倍になって返ってくるので、むしろ穏便に済ませたかったのだと思います。最後まで戦う力がもう残っていませんでした。

それがよくなかったのだと思います。一度キレることができたらどんなによかったでしょう。

退職後も苦しみが残る

社会的な常識に縛られて5年勤め

今までの転職回数が多いため、最低5年は勤めないと世間に認められないという常識的な価値観・観念に縛られて、ひたすらいじめや嫌がらせに耐え、我慢していたのです。

退職後も心の傷は癒えない

仕事を辞めて6年以上経過しても
いまだに女性特有の人間関係が怖い…
社会に出るのが怖い…
同じ目に遭いたくない!

そういったトラウマが残ってしまい、就職する意欲や面接する気力が沸きません。

こんなことを言っては甘えに取られてしまうかもしれませんが、あんな苦しい思いをするくらいだったら、もう会社勤めなんてしたくないと思ってしまいます。

こんな長い年数かかっても治らないトラウマに陥る前に、もっと早く辞めればよかったと心底思っています。

いじめた人は反省しない

いじめた人に気持ちは届かない

私に対してパワハラ、いじめ、無視、嫌がらせなどをしていた人たちには
たとえ死んだとしても何も届かないのです。

魔女①
魔女①

あの人死んだんだって~
超ウケル!

魔女②
魔女②

うそー!私たち関係ないしー

と、この先反省することなどないでしょう。

むしろ今日もどこかで笑って美味しくご飯を食べているという状況が目に浮かびます。

罪悪感などみじんもなく人生を横臥

反省や罪悪感などという感情、自分たちが悪いことをしたという自覚は1㎜もないでしょう。

↓自分が憎んでいる相手はのうのうと過ごしています。

また仮にそういう人たちに復讐としての死を選んだ場合、遺書を残して名前やいじめの内容を書いたとしても、しらばっくれたり真剣に取りあうことはなく、こちらの思うとおりの反省や謝罪の気持ちを持つことはないでしょう。

自分たちはいいことしたくらいにしか思っていないのが関の山です。

いじめの加害者は脳に快楽ホルモンのドーパミンが出ているため、本人たちはいじめ=成敗した、自分たちはいいことをしたんだという意味でとらえていることが多いそうです。(中野信子さんの本参照)

いじめの加害者は忘れる、被害者は忘れない

加害者は自分たちがいじめたことは忘れています。でもこちらがされたひどい出来事の数々を忘れる日はありません。そのことに苦しんでいる人も多くいると思います。

私はいまだに彼女たちを許すことはできませんし、ひどいことをされたことを一生忘れないと思います。私が苦しんだ分だけ同じ目に遭えばいいのに、天罰が下ればいいのにと心の底から願っています。

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おわりに|命を大切に

家族や大切な人のことを考えよう

最後に、本当に自死をしなくてよかったと思います。

親よりも先に亡くなるのは親不孝と言いますし、何より私は昨年父を看取ることができたので、私の人生では一つの役割を果たせたかなと思っています。

もし自殺してしまっていたら遺された者(自分を生んでくれた親、家族、友人など)が亡くなるときまでその衝撃や苦痛を引きずって生きていかねばなりません。

死にたい気持ちは痛いほどわかります

このご時世、毎日自殺者が後を絶ちません。その死にたいという気持ちも痛いほどわかります。

精神的にダメージを受け、正常な判断ができなくなっているからです。
自分が住む世界がそこにしかないと思っているからです。
また逃げたとしても次の苦痛が襲ってくる、だから死んだほうがいいと私はそう思っていました。

しかし、いじめてきた上司や同僚は、自分がいくら悩もうとも、仮に自らの命を断って死んだとしても、あなたの人生の責任を取ってくれるわけではありません。

職場いじめに悩んでいる方へ

現在、職場いじめ、パワハラ、差別、無視、陰湿な嫌がらせなどで死ぬほど苦しんでいる、つらい思いをされている方々に対して言えることは

そんな人たちのために自分の大切な命を差し出すことはない

ということです。

また前述した最低何年勤めなくてはならないといった観念やそんな世間的な価値観にとらわれずに我慢せずに辞めていいと思います。

上司や関係機関などに相談をし、できるかぎりのことをして改善がされないならば離れるのが賢明です。

誤解してほしくないのですが、会社を安易に辞めろと言っているわけではありません

死を考えるほど精神的に追い詰められているときやほかに味方もなく孤軍奮闘しているがもうどうすることもできない、かえってエスカレートしてくるなどの場合は、精神的にも疲弊しており発作的に死を選びたくなることがあります。

そんなときは、心の傷が深くなる前にむしろ早く仕事を辞めたほうがいいと言えます。心の傷はやっかいで目に見えません。一旦深い穴に落ちてしまうと回復するのには長い時間がかかります。

今の私のように心に挽回できないほどのダメージを受け、さらに再出発までの日が遅れてしまうことになります。

「逃げるが勝ち」という言葉があるように、その組織が腐敗していて自分の力でどうにも改善できる見込みがない場合には、避難するしか生き延びる方法がありません。

組織が腐敗している場合はやめたほうがいいというドラッガーの言葉がありました。

組織が腐っているとき、自分が所を得ていないとき、あるいは成果が認められないときには、辞めることが正しい道である。出世はたいした問題ではない

引用元:P・F・ドラッカー『非営利組織の経営』
まとめ
  • 死を考えるほど精神的に追い詰められ、苦しんでいるときには会社を辞めてもいい
  • 心の傷は見えないもの、傷が浅いうちに次へ移るのが得策

最後までお読みいただきありがとうございます。

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