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今年はとても厳しい冬になり、電気の消費が半端ないです。
私の家では配電盤のブレーカーがよく落ちます。とくにドライヤーを掛けているときに起こります。
1階と2階で電力をよく使う機器を一度に使ったことでアンペアブレーカーが落ちたのが原因でした。
一応私の家は30A契約ですが、何と何を同時に使ったらブレーカーが落ちるのかを調べてみましたのでよかったらご参考になさってください。
アンペアの計算方法
初めに、アンペア数を計算する方法をご紹介いたします。とても簡単です。
A(アンペア)
=W(ワット)÷V(ボルト)
ボルトは日本では100Vですね。海外では220-240Vとなっています。
たとえば1200Wのドライヤーを使ったとしたら、
1200W÷100V
=12A(アンペア)
となります。
100で割ればアンペア数が出ます。
常時使っている電化製品
日常的に使っている代表的な電化製品です。
- 冷蔵庫 3A(大きさにより電力が変わります)
- テレビ 2A(42型)
- こたつ 弱2A-強6A
- エアコン 7-15A
- 洗濯機 3A(9KG)
- 乾燥機 11A-13A
これらは常時使っているものも多く、冷蔵庫はプラグを抜くことはできないため、最新の省エネ製品に買い替えしたほうが電気代が安く済むこともあります。
↓緑色の冷蔵庫ってあるんですね!おしゃれです
要注意な電化製品
1000W越えの電化製品は合わせて使うとブレーカーが落ちてしまうことが多いです。
- ドライヤー 12A
- 電気ケトル 12A
- 電子レンジ 5A-7A
- オーブントースター 13A
- 掃除機 10A(紙パック式で1000~1190W、サイクロン式で800~1000W)
- 電気ストーブ 4-9A(ワット数による)
これらを一気に使うとすぐに30Aは超えてしまいます。
とくに気にしないとならないはドライヤーと電気ケトルの同時使用です。
ドライヤー12A、電気ケトルで12A、それだけで24Aになってしまいます。
冷蔵庫で3A、テレビやこたつ、石油ファンヒーター、エアコン、PCなどを含めたら6Aはありそうなのですぐに超えてしまいます。この時期は暖房を使っていることが多く、消費電力はかなりのものです。
家ではオーブントースター、電子レンジとポットは同時には使わないという鉄則があります(笑)
これうちと同じもの↓
契約数を上げても変わらないことも
我が家では以前50Aで契約していました。
しかしその後もブレーカーが落ちる頻度は変わりませんでした。
原因は、配線盤の分岐するアンペアがもともと20Aしかないためです。
こちらをご覧ください。大元のブレーカーは30Aとなっています。
我が家の配電盤は、右図の青部分のように、一番使う場所、居間と台所、そして私のいる2階すべてのアンペア数が20Aとなっています(1Fと2Fの合計4部屋が1つのスイッチになっている)。築60年以上と、非常に古い家のためそういう工事をしたのだと思いますが、あまりにずさんすぎます。
分岐をわけるためにさらに工事が必要になるようですが、お金をかけて工事をしてもこの家にあと何年住むことになるかどうかわからないため躊躇しています。地震がいつ来るかわかりませんし、毎年の台風が家を直撃ということになればここに住み続けることは困難と思っています。
頻繁にブレーカーが落ちてしまう場合は、配電盤の中の分岐を確認されたほうがいいかもしれません。新しい家では電力を使う単位で一つの分岐(電子レンジのプラグで一個のスイッチ)になっていると思います。
電気工事士の資格が必要であり、自分ではDIYできないため、必要な方は電気工事業者に確認をされたほうがいいかもしれませんね。
参考までに必要な額はこちら
ブレーカーの増設交換費用相場 | 費用 |
---|---|
分岐ブレーカーの増設(分電盤内で増設) | 4千円 |
分岐ブレーカーの増設(新規BOX増設) | 8千~1万円 |
分岐ブレーカーの電圧切替 | 2千~3千円 |
アンペアブレーカーの交換 | 6千~8千円 |
おまけ 電気代高騰が続く
電気代が2022年から異常に高くなりました。
去年と今年を比較してみても、今年のほうが使っていないのに対して電気代は大幅UPでした。
2022年と2023年の比較になりますが(12月使用量)
使用量は下がっているのに、2000円以上請求がプラスとなっています。
基本料金をふくめたざっくりの単純計算ですが
昨年は 27円/kWh
今年は 42円/kWh
となっています。1.55倍ですね。
電気代は今後も高止まり、もしくは戦争が長引いたり、地政学リスクによりそれ以上値上がりにになる可能性があります。
できればアンペア数の見直しなどされるとよいかもしれません。
さきほどお伝えしましたが、私の家のように、同じ分岐線に1Fと2Fが重なって配電されていればいくら元の電流を50Aに変えたとしても、使う分岐線には20Aしか電気がこないので、50Aの基本料金が無駄遣いということになります。
下記はアンペアごとの価格は例です。(東京電力)
ご契約アンペア(A) | 10 | 15 | 20 | 30 | 40 | 50 | 60 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
基本料金(円/月、税込) | 286 | 429 | 572 | 858 | 1,144 | 1,430 | 1,716 |
月々の電気料金の「基本料金」は、ご契約アンペアに応じて決まります。
電気使用量に対して、大きなアンペア数で契約されている場合は見直しをすると月々の固定費が減って節約になることもあります。
まとめ|要注意家電は同時使用に注意!
電力を一気に消費する家電は同時に使用するのは止めた方がいいように思います。
とくに高い出力のあるもの、ドライヤーと電気ケトル、掃除機などの同時使用は避けたほうがいいです。
ということで昨日はバッサリ髪を切ってきました。今まで髪を乾かすのに12,3分かかっていました。その間にブレイカーが落ちることが多くて困っていましたが今後は減りそうです。
髪が短いほうがドライヤーの電気代の節約となりますし、髪を乾かす時間が短縮できます!髪が濡れた冷たい状態で、真っ暗闇の中ブレイカーを上げにいくほうが辛かったです。
最後までお読みくださりありがとうございます。
ドライヤーで4万ですか…!私は乾かせればいいと思ってしまう…😓
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