高齢化社会の闇 長生きすることは本当に幸せか?健康寿命とお金のこと

雑記
この記事は約6分で読めます。
スポンサーリンク

Yahoo!ニュースに、2020年の敬老の日を前に100歳以上の人口が8万人を超えたという記事が出ていました。

「昨年より9176人多く、50年連続で過去最多を更新。女性が7万975人(88.2%)を占めた」といいます。

出典:時事通信9/15/2020

8万人のうちの9000人増えたのですから前年比110%増です。

推移としては

1990年  3298人

2000年 13036人

2010年 44449人

2020年 80450人

となっています。

2000年から2020年までの20年間に67000人増、6倍にも増えたことになります。

生まれたからには誰しもが老いていく現状。しかし日本の高齢化はすさまじいスピードで日本を覆っていきます。

その闇について語ります。
長くなりましたので2ページあります。よかったら最後までおつきあいください。

日本の平均寿命

日本の平均寿命は毎年伸びています。

人生100年時代と言われて久しい現代。

2019年の日本人の平均寿命は男性81.41歳、女性87.45歳で、いずれも過去最高を更新したことが31日、厚生労働省の調査で分かった。前年からの伸びは男性0.16歳、女性0.13歳。過去最高の更新は男性が8年連続、女性が7年連続となった。

引用元:時事通信7/31/2020

男性が81歳、女性が87歳。

私の向かいの家のおじいさんは80歳半ば。車も運転するし、毎日庭の手入れをしています。背中もしゃっきり背筋は伸びていて、ピンピンしています。

近所のおばあさんも、82,3歳と思われますが、卓球教室に通っているそうで、この方も毎日車を運転し結構飛ばすので、私は何度かあおられたこともあります😅

かといえば、私の父は脳梗塞を何度も発症し65歳で歩くのが難しくなり、68歳で介護認定を受け、要介護2。その後は肺がんが発症しすぐ禁煙しましたが、最後は誤嚥性肺炎になり74歳で亡くなりました。

母と言えば現在72歳ですが、背中も曲がってしまい、首下がりという病気になりあごと胸がくっついてしまうくらい頭が落ちています(総合病院に行きいろいろ検査しましたが原因がわからず、整形外科にリハビリに通う毎日)。5人兄姉の中で末っ子ですが、一番体が老いているように思います。

年を取るごとに年齢は関係なく個人差が広がって出てきます。

厚労省は医療の進歩により三大死因(がん・心疾患・脳血管疾患)による死亡率が下がったとしています。

100歳以上の人口が8万人を超えたとありますが、その内訳のデータはないのでしょうか。たとえば自立している人が何パーセント、要支援何パーセント、要介護度別に何パーセントなど、そのうち認知症の割合がどれくらい、健康な人の割合を知りたいと思いました。

平均寿命は平均で亡くなる年齢です。

それに対し健康寿命という定義があります。

健康寿命とは

健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されています。

2016年のデータになりますが

健康寿命は男性72.14、女性74.79歳となりこの差は男性約9年、女性約12年でした。

平均寿命と健康寿命との差は、日常生活に制限のある「健康ではない期間」を意味します。

仮に、平均寿命が100歳まで伸びたとして、健康寿命が延びなかったら20年以上も寝たきりであったり体が不自由な状態が続くということがあり得ます。

たとえ長生きできたとしても不健康な状態で、自分の力でどこにも行けない、身の回りのことを自分でできない、もしくは認知症になり自分の意志がわからない可能性も高いのです。

Yahoo!コメント欄

コメント欄を見るといろいろな声が上がっています。

胃ろうが悪者

長生きすることは良いことだと思いますが、「生かされている」人も多いのではと思います。健常者はどのくらいをしめるのでしょうか?施設に入っている方で家族の意向で胃瘻している方などもいると思います。

その胃瘻に年間500万かかっていると。自分が何者かもわからない、心臓が動いてるだけの存在に、胃瘻や人工透析。管まみれの寝たきり。医療の発展は、より良く生きるためにあるべきで、より長く生きるためじゃない。

胃ろうの注入

胃ろうは、はたからみるとかなり悪者になっている感じがありますが、私はかならずしも悪ではないと思っています。

ブロ友さんの中にも胃ろうをされているご両親やご家族の方もいらして、皆さん一生懸命生きていらっしゃいます。

急性期の病院で、父の胃ろうを迫られたときは本当に頭がはげるほど悩みました。

先日まで食べられていたのに、誤嚥性肺炎のために突然飲食禁止になりやせ細っていき

医師からは以下のように急がされます。

医師
医師

胃ろうをやらないとこのまま点滴だけで数週間から1か月で死にますよそれでもいいですか

まだ70代前半ですぐには死んでほしくなかった。

少しでも胃から栄養が入って、筋力が付いたら食べる訓練をして食べられるようになればいい、それも一縷いちるの望みと思った。しかしそれも叶わなかった。

ヤフコメには医師と思われる人からの書き込みもありました👇

医師として思うところなんだけど…
「家族の意向で」胃ろうになってる人って実はそんなに居ないんだよね。
なんかの病気で経口摂取できなくなったときに、主治医に「胃ろうにしなきゃ死ぬ」と強く迫られて断れなかったとか、食べられなければ食べないという判断をすると受け入れ先の病院や施設が見つからないとかで作られてる人が多いんだよ。それで数年寝たきりで生きて家族も後悔してたり…作る前の段階でもう少しフォローすべきなんだろうけど、急性期病院は忙しすぎてそんな手間がかけられないし難しい。

今は昔に比べてだいぶ胃ろうを作る人が減ったらしいですが、それでもとっさに命の選択を迫られるとどうしてもしぶしぶ了承せざるを得ない場合もあると思います。

年金をあてにする家族

お金のことを思うと切実です。

高齢者の年金を頼りに生活してる無職のご家族がいます。
ご家族に頼まれて、出来る限りの延命措置をして施設に行かせた経験があります。

これはかなりの確率でいると思います。

年金を当てにして、生かしているということ。胃ろうだけではなく長く生かしたいのは入院費や医療費を差し引いても年金が余るからでしょう。

以前、55歳のひきこもりが両親の年金だけで一生働かずに生きていけるという記事を書きましたが、高齢のご両親合わせて年間約400万程度の年金が入ります。それと持ち家や土地、預貯金や親が亡くなったときの生命保険があるだけで働くことなく遺産を引き継ぐことになるのです。

高齢者の年金はそれほどに世代間格差が大きく不平等です。
子どもがいる現役世代のお給料よりも相当年金が多い高齢者や資産家もいるでしょう。

+1

コメント

タイトルとURLをコピーしました