8月は気分が落ちることが多くて、後半はやや夏バテ気味になり、体調や気分のムラがすごかったです。
思考が現実を作ると言いますが
自分の思考、考えていること、いつも心のなかで抱えていることがすべて過去向きになっていたことに気づきました。
過去を見ては、言えなかったことを悔やんだり、そのときに起きた出来事をフラッシュバックして何度も何度も頭の中で再生し直して、再体験しなおしていたのです。
すると、その嫌な記憶がより深く意識に刻まれて何度も無限ループします。
嫌なことや過去に起きてしまったことは、もう元に戻すことはできない。
頭の中で考えてすぎてしまうと、現在の時間がすべて過去の記憶に縛られてしまい、未来を何も変えることができなくなる。
今までの自分の時間のほとんどを過去の記憶に使ってきたことに驚愕し、恐ろしくなりました。
時間の使い方について考えてみたいと思います。
よかったら最後までお付き合いください。
過去のために使う
自分の今の時間を過去の振り返り、反省、自己否定に使ってしまうことです。
過去にあったことを思い出し、嫌な相手に言われたことを繰り返し反芻したりして、その情景が頭に焼き付いています。
過去のことを考えてモヤモヤと悩み苦しみ、暗く落ち込む時間。
あのときなんで言い返せなかったんだろう
なぜ自分は行動できなかったのか…
なぜ自分はこんなに失敗ばかりなのか…
過去をいくら掘り返してもどうにもならない、不可逆な状況であるからには、考えることをストップさせるしかありません。
過去を振り返ってもいいのは、その経験を未来のために活かせるときです。
過去の習慣を顧みて、今を正すとか、過去にこれだけの事実があったので将来こうなりそうだというデータに基づいて将来をどうよくしていくか判断材料にするのが正しい使い方だと思います。
- 過去は戻らない時間…いくら嘆き悲しんでも起きてしまった事実を変えることはできない
- 過去の出来事、データに基づいて未来の予測に活かすのは有効な手段
未来のために使う
時間を未来のために使うとは、将来の自分のためになる時間の使い方です。
私の思いつく例でいえば
- 睡眠
- 運動(ヨガ、筋トレ、ウォーキングなど)
- 栄養のある食事
- 家事(掃除、料理、片付け、清掃、断捨離など)
- 学び、自己投資(読書、資格試験、通信教育、お金の投資の勉強など)
- 穏やかな人間関係を築く
- 瞑想
などでしょうか。
運動は、将来の自分の健康のためになります。
料理を含め家事は、家族や自分の健康や清潔の保持ためになります。
学びは自分の糧になります。
未来のために毎日の行動をコツコツつみたてていくことは将来の自分の財産となります。
たとえやりたくなかったとしても、自分の未来のために今の行動をしていると意識付ける
たとえば
・夜ウォーキングしているのは将来も歩ける体を作るため、ダイエットも兼ねて
・今ご飯を作っているのは自分と家族の健康のため、また節約もできる
など今の行動を未来に〇〇のために関わっていると思うことができると、目的意識がはっきりして現在の行動にモチベーションが保ちやすくなります。
現在の時間=今をどう行動する?
毎日の日々をどう過ごしていますか。
未来のために今の時間を使っていますでしょうか。
私がとくにやめたいのはポイ活で、以前よりポイ活をやめようと言っていますがなかなかそれができていません。
プロスペクト理論
上記の関連記事の中でも説明しているとおり、プロスペクト理論が働いているからだと思います。
プロスペクト理論とは、得る喜びよりも失うほうの痛みが大きいという人間の心理をついたものです。
ですので、ガボッと数万円を大きく稼ぐよりも、たとえ1日数円でももらえるなら確実に得られるのをもらったほうがいいと考えてしまいます。損をしたくないという思考が働いていますね。
コツコツ続けるとしても、ポイ活をはじめ、やはりスポット型のものは避けたほうがいいように思います。時間を消費するだけで、自分の経験値として何も積み上がっていかないからです。
ネット記事は過去の時間
ネット記事などは次から次へと気になる情報が出てきて、なかなかやめられないという方も多いのではないでしょうか。
過激なタイトルに惹かれて、記事の下にさらに関連記事が出てきて、読み進めてしまい、寝る前の貴重な時間が削られることも少なくありません。
ヤフコメのコメントなどを読んで、心を痛めることもあります。できればそういう批判や攻撃的な感情を揺さぶるものからは避けたほうがいいと思います。
また、ニュースは起きたことに=すでに過去は取り消せないもの、事件を伝えているだけなので、そのニュースを見ても何も事実を変えられないという、時間を過去のために使っています。
娯楽的な要素
自分の行動の中でもうひとつ、気になっているのが娯楽的な要素
手芸に関してのことです。
編み物やミシンでの小物作りなど、けしてお金や成果にならないことを続けてきましたが、本当にこれでいいのかとときおり自問自答したくなります。
将来も続けていくのかと聞かれたらわからないし、それがお金になるのか、実績になるのかと言われたらすんなりYESとは言えません。
スポット的な要素が大きく、気がついたら時間を使っている、いつまでに何を完成させるのように期日を決めてゴールがある仕事ではありません。
これも自分を慰めるための精神安定剤的な存在であり、と同時に中毒性が高いものでもあります。
この手芸との付き合い方も、これからの人生の質を決めると言っても過言ではないかもしれません。(手芸をしていると他の作業ができないし、気が回らないので、人生が進んでいかない一つの要因になっている気がする)
まとめ|自分の行動を振り返ってみよう!
行動をしているとき、頭の中でぐるぐる考えてしまっているとき、それが何のための行動を考えてみるとよいかもしれません。
ぼーっとしている時間も、瞑想などの自分が持たなくてはならない時間ならば有効活用しているといえますが、ただ漫然と不安になることを考えているだけだと落ち着かないそわそわした気持ちに囲まれてしまいます。
1日のうちに自分は何にどのくらい時間を使っているのか、自分の時間を「過去」「現在」「未来」に仕分けして振り返ってみませんか?
最後までお読みくださりありがとうございます。
自分の行動を振り返るときに
その行動を何のためにやっているか
過去・現在・未来で考えてみて、将来につながる行動をしているか
過去に向けた恨みを引きずっていたり、経験が今後積み上がらないスポット的行動は一度考えてみるといいでしょう
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