ガラガラに空いているのに、なぜか自分の隣に座ってくる人はいませんか?
電車の座席、カフェ、飲食店、映画館、車だと駐車場でもガラ空きなのに隣に止めてくる人がいます。
最近では、アウトドアのテントで場所がたくさん空いているのに、わざわざ隣に場所を陣取る人もいるらしく、とても迷惑ですし、気持ちが悪く感じます。
私はヨガでのトナラーに困っています。
ヨガでのトナラーあらわる
私はここ数週間、ほぼ毎回同じように隣や前後に座ってくる人、トナラーの被害に遭っています。
下はヨガの座席の表ですが
この男性(40代)は、私が場所を取ってから、私の前に陣取ります。(調べるとここ1か月くらい続いています)
ほかの人は適度に距離を離して場所を取っているのにかかわらず、この人はぴったりとくっついてきます。
マットの位置も、人が取ってない場所に適度にずらして、後ろの人も鏡が見えやすいようにずらしてくれたり、調整するのですが、この男性は私の場所を侵食して、かなりひっついてきます。
知らない人にぴったりくっつかれるのは、はっきり言って気持ち悪いです。
先週もそうでしたが、今週も同じことが起こり、気持ち悪く感じています。
何も考えていないのだと思います。
今日も同じことが起きたら、先生に相談してみようと思います。
相談しても変わらないと思いますが…聞いてくれるだけマシ?
ほかのクラスでも同様にトナラーがいますが、毎回変わります。
同じ人はこの人だけなので警戒しています。
なぜトナラー、隣に人が来るのが嫌なのか?
それにはパーソナルスペースが関係しています。
パーソナルスペース
知らない人に近くに来られると警戒してしまうのは当たり前のこと。
親しい度合いにより、パーソナルスペースの距離は変わると言います。
Level.1 公衆距離:3.5m以上
講演会や公式な場で、話す側と聞く側との間に必要とされる広さです。自分と相手との関係が『個人的な関係』ではない『公的な関係』である時に用いられます。また、一般の人が社会的な要職・地位にある人と正式な会合・イベントで面会するような場合に取られるかしこまった距離です。
Level.2 社会距離:1.2m~3.5m
あらたまった場や業務上で上司と接するときにとられる広さです。声は届きますが、相手に失礼が無いように、手を伸ばしても相手に触れることができない、安心できる距離ですね。大きな机越しの商談などがいい例です。
Level.3 固体距離:45cm~1.2m
二人が共に手を伸ばせば相手に届く広さです。友人や会社の同僚など親しい人であればここまで入っても不快になりません。レストランやカフェでテーブル越しに話すくらいの距離です。お互いの表情が読み取れる距離感でありながら、両方が歩み寄ることで初めて手を触れ合える距離であることがポイントです。
Level.4 密接距離:0cm~45cm
手を伸ばさなくともボディータッチができる広さです。顔がとても近い位置にあり、キスやハグが容易にできます。家族や恋人など、親しい人がこの距離にいることは許されますが、それ以外の人がこの距離に近づくとハッキリと不快に感じます。
引用元:パーソナルスペースを学べ! 男女で広さは違うんです。
狭い範囲内で腕や足が近づいてきたり、ヨガの場合は寝たりするのでその姿がそばにある、うるさい呼吸や寝息が聞こえてくるだけで不快感を感じます。
私はパーソナルスペースが結構広いので、近くに知らない人がいるだけでとても気を遣うし緊張もします。
また男性と女性によってもスペースは違います。
パーソナルスペースの男女差
女性は前後左右にパーソナルスペースがあるのに対して男性は前が異常に長いのですね。
なので、私に対して後ろ側を全く気にせずに目の前にマットを置いてくる心理がわかりました。
トナラーの心理
ガラガラなのに隣を詰めてくる人(トナラー)の心理について調べていると、いくつかの原因がありました。
気にしていない人が10人に1人いる
一方、パーソナルスペースを侵したり、侵されたりすることに無頓着な人もいるという。
「認知の特性でそうした概念が希薄な人が、10人に1人くらいはいます。その人たちは何の悪気もなく、自身のこだわりで席を選んでいるのだと思います」(中略)
「悪気も何もないんです。電車ならここ、バスならここ、よく行くカフェならここ、と気に入っている席があります。あいていれば周りの状況にかかわらずそこに座りたいし、埋まっていてもあいたら移動できるよう近くに座りたい。最近は気をつけていますが、車両全体がどのくらい空いているかより、座りたい席の周辺に意識が向きます」
がら空きなのになぜ隣に座るの?トナラーの心理
何にも考えていない人が10人に1人はいるということです。
思ったよりも多いので、同じ電車、同じ通勤経路や、同じ趣味、スポーツクラブ、同じ飲食店に行くときなどは、遭遇する確率もかなり多くなると思います。
悪気がないので同じことを何度でも繰り返します。
こだわりが強い人
座りたい場所だからそこを選んでいるという場合です。
これに関しては同じことを言っている人がいました。
トナラーの中には、
こだわりが強い人が多く
いつも自分が座っている席がいい、いつも車を止めている場所がいい、
強いこだわりがあって離れられない人がいる
こだわりが強い場合は、交渉の余地がないため離れるほうがよいです。
車を止める位置など、いつも同じ場所に止める人がいますね。
大きな駐車場の場合、目印をほかの車にしておくとか、そういうときにガラ空きでも隣に止めている人がいるのかもしれません。
また駐車が苦手な人が、隣に車があるほうが止めやすく目安になると言って止める場合もあるそうです。
ドアパンチの心配やこすられることもあるため、できればぎりぎりには止めてもらいたくありません。
人のそばにいて安心感を得たい人
コロナ禍によって、トナラーが増えた可能性もあるという。
「コロナ禍初期は社会全体に強い不安感情がありました。2年半たった今も、リモートワークが続くなど人とのかかわりが減っている人がいる。不安感が強いほど、誰かの近くにいることで安心感を得ようとする心理も働きます」(匠さん)
がら空きなのになぜ隣に座るの?トナラーの心理
人のスペースに侵入して、勝手に人に不安感を押し付けるな!と言いたいところですが、中にはそういう人もいるようです。
対策
- 離れる
- 移動する
- 気にしない
これくらいしかありません。
とくに何度も遭遇する、場所が空いていて、変えても何度も近づいてくるときは
ストーカーの場合もあるかもしれませんので犯罪等にご注意ください。
番外編
レジ待ちなどでうしろからつついてくる人がいます。
主に、おばあさん、60代以上、70-80代の年配の女性が多いですが、せっついてくるのをやめてもらいたいです。
私をつついてもレジの順番は早くならないし、自分のストレスをほかの人にぶつけるのもよくないです。
トナラーの心理は
1.パーソナルスペースの距離を気にしていない
2.こだわりの場所がある、自分のこだわりが強い、自分の決めた場所がある
3.無意識のうちに不安があってほかの人のそばにいたい
トナラーは10人に1人とけして少なくありません。
出会ってしまったら、距離を置く、逃げる以外方法がないため、こちらとしては悔しいですが離れるしかないです。
最後までお読みくださりありがとうございます。
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