『死ぬまで、働く』97歳の現役看護師 池田きぬさん 90代でも元気な人

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死ぬまで働く 雑記

すごい動画を見つけました。なんと97歳で働いていらっしゃる現役看護師「池田きぬさん」のお話です。

サービス付き高齢者向け住宅に88歳で就職した池田さんは、その後10年も続けて、今は97歳。週1,2回の勤務ですが、まだ現役で働いていらっしゃいます。

19歳から看護師を始め、太平洋戦争で兵士の手当てをし、そこから婦長などの経験を経て、最後の就職先にこちらの施設を選んだそうです。

人生100年時代とは言いますが、それをまさに地で行かれるお姿に感動しました。

そして自分はそこまで働けるのだろうかと考え込んでしまいました。

よかったら最後までお付き合いください。

胃ろう、たん吸引、マッサージまでこなす

高齢者施設では池田さんよりもほぼ全員年下の方が入居されていました。

私が驚いたのは、経管栄養やたん吸引などをこなされていたこと。

看護師としては当たり前のことかもしれませんが…

高齢者施設ともなれば、経管栄養でたんの吸引が必要な方も多くいらっしゃると思います。

私も父をたん吸引していましたのでその大変さはわかります。この動画に映っている女性は抵抗しているように見えませんでしたが、ときに苦しさのあまり殴られたりすることもあるので、父は病院では腕を拘束されてたん吸引をされていました。

ラコールの経管栄養についても、母はまったく理解ができずに何度手順を教えてもまったくできる見込みがなかったため(こちらの記事)、97歳になっても受け答えもはっきり、テキパキこなされる池田さんに思わず拍手を送りたくなりました。

89歳の女性にマッサージもされていました。

「ストレッチやマッサージも看護師さんの仕事」と言っていましたが、こういう作業は理学療法士ではないかな?と素人目にやや疑問にも思いました。しかし一人一人の入居者さんにちゃんと向き合っていて立派だと感じました。

口腔ケアもしっかりされています

家を売って一人暮らし

住んでいた一軒家を売り、現在一人暮らしをされています。きれいに片付いたお部屋のように見えました。

きちんと将来のことを考えて、家を売却し、身辺整理もされて、なかなか通常であれば決断がつかないことも先を見据えて実行していけるという決断力の強さを感じました。

私も母が亡くなった後はこの家を売り、一人で生きていけるだろうかと心配になることもあります。仕事がないことには収入の保証がないため、ホームレスになってしまうという不安だけがよぎります。

また仕事があったとしても、保証人がいなければ家を借りられないという事象も起きているようで、老後の重大な懸念事項です。

90歳のおばあさんのルーティーン

ほかの動画ですが、90歳のおばあさんの健康的なルーティーン紹介がありました。

おばあさんの一日
  • 7:00
    朝起きてコタツに炭を入れる(なんとほりごたつ)
    電気のコタツでないところがすごい!
  • ラジオ体操 足つぼ運動
  • 朝ごはんを食べる
  • 新聞を読む
  • DSマリオをプレイ
  • 暖かい日は、日中畑に出る
  • 12:00
    お昼を食べる
  • 天候がいい日は散歩する
  • 15:00
    3時のおやつを食べる
  • おでかけをする➔軽トラを運転(MT!)
  • 17:00
    夕食の準備する

    こなれた手つきでキャベツをスライサーですりおろし、レトルトハンバーグをあたためる、味噌汁を作る

    この日は孫の分まで準備
  • 食後、洗い物をして食器を片付ける
  • 布団を引いて寝る

ぱっと見の印象ですが、とても健康的で要介護認定など受けていないように思います。

背中もしゃっきりと伸びていて曲がっていないですし、車もまだ運転されるようで、しかも軽トラのMT!運転で頭も使っていますね。

日中は畑に出たり、散歩したり、買い物で外出もされて外部からの刺激を受けています。

まさに死ぬまで現役ですね。

まとめ|今後は100歳以上生きることが前提

90代でもまだまだ現役な方は多くいらっしゃいます。

2022年4月に世界最高齢の119歳の田中カ子(たなかかね)さんが亡くなりましたが、100歳以上生きることは今後デフォルトになっていくと思われます。

そのときにまだ自分が動ける体であること、健康的な生活をしていることが非常に重要となってきます。働くにしても97歳で働いていらっしゃる池田さんやタキミカさん、努力の塊だと思います。

画像引用元:https://www.nippon.com/ja/japan-topics/g01016/
日本最高齢のインストラクター タキミカさん 今年91歳 

寝たきりで100歳なのか、健康的で100歳を迎えるのか、もちろん健康で100歳まで生きるほうがいいですね。健康寿命と呼ばれる年齢は、男性72.14、女性74.79歳となっています。

お金の不安

日本は少子化、そして超高齢化による年金問題が問題となっていて、今後年金も目減りして、80~90代になっても生活するお金がないがために働かざるを得ない状況が出てきそうです。

昔であれば子供と一緒に住むことによって自分の住む家の確保ができたかもしれません。年金も払った以上にもらえる時代があり、ある意味「勝ち逃げ」と言っても過言ではない世代間格差の優遇でしょう。

現在40代以下の人は、自分でお金を貯め、家を所有しなければ、ホームレスとなってもおかしくない将来が訪れるかもしれません。お金の不安に関してはこちら

最後に、いつまでも元気に動けるという体を作ることの重要性を改めて感じました。

私はけして長生きはしたくないけれども、寝たきりで長生きしたくはありません。人生の最後まで歩ける、健康を維持する心がけを日頃の生活に取り入れていきたいです。

死ぬまで、働く

『死ぬまで、働く』という著書を出されている看護師の池田さん。

死ぬまで働くのは嫌だと思われる方も多くいらっしゃると思いますし、私も馬車馬のように死ぬほど働くのは嫌です。しかし、ご自身の使命、天命を見つけられているように私は感じて、とても輝いているように見ました。

働くというのは食べるための金銭を得るために働くというのが第一目的ですが(ライスワーク)、それ以上に生き生きと自分の居場所、やるべきことがわかってくることで自分の人生を生きることになると思います。

一生かかってもいいので、看護師の池田さん、タキミカさんのように、自分にとっての生きがい、使命というものを見つけたいです。最後までお読みくださりありがとうございます。

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