【悪癖】ゼロ100思考をやめたい 白でも黒でもなく人生はグレーしかない

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人生はグレー 家族

母親のミスについて、知的障害があることは前々からお話していますが、先日プライムビデオに誤って課金してしまうという事件が起こりました。

そのとき猛烈に怒りが沸いてきました。

  • 自分がAmazonのポイントを1円ずつ貯めるためにコツコツ毎日努力してきたものが母によって簡単に崩されてしまったという怒り
  • 言ってもわからない、理解してくれないし、悪いことをしても気が付かない、もちろんだまされたりしてもわからないだろうということに対しての情けなさ、なぜ普通の人じゃないんだろうという自己憐憫
  • それの尻ぬぐいを今後一生フォローしていかなければならないといううんざりした気持ち

これらの感情に陥っていました。

母のことはもう一生治ることはない、だから受け入れるほかないということは重々頭ではわかっているつもりでも、情けない気持ちやなぜ自分だけこんな親の元に生まれたんだろうといたたまれない気持ちになりました。

ほかの一般的な人ならば、母親の手料理やお母さんからいろんなことを学べたはずなのに、いろんなことを相談できたはずなのに、うちにはそれがない。

ないことばかり探しても仕方ないのはわかるけれども、損した気持ち、欠落した部品のような感情。

ほかの人にはあるけれども、自分にはそれがない。自分は未完成品だ。

恵まれていない、とても悲しい気持ちになりました。

そんなときに、妹にこのことを話したら

今後はYouTubeや動画禁止、見せるからよくないんじゃない
もう一切かかわり持つのやめたら

とピシャリと言い放った。

ロか100の人ここにもいた!

ということでゼロヒャクのことについてエピソードも交えて書いていこうと思います。

よかったら最後までお付き合いください。

愚痴を聞きたくない

妹に愚痴ったときに言われたのは

ご飯も別、住む場所も別で顔も見ないで生活すればいいじゃん

母は年金内で入れる施設(特養)に入ればいい

私も、もう父のころのように自分を殺して生きる必要はない

自分の道を生きてください

そうすれば問題解決ですね

アメブロ:本当の自分はどうしたい 母の愚痴

今後一切かかわることなく、面倒を見ずに生きればいい

そう言うことは簡単だ。

だとしたら極論「会社に行きたくない、嫌な上司が嫌がらせをしてくる、パワハラ、人間関係で無視してくる、行きたくないからやめていいですね。➔ はい、問題終了。」

とはいかないですよね。

そうなったら仕事している人たちみんな愚痴を言ってはいけなくなってしまうし、嫌なことがあったら100%決別して一切触れずに生きていかねばならなくなってしまう。

いやなことを100%排除して生きていくのはほぼ不可能だ。

すくなくとも母は老人ホーム入って暮らしたいとは思っていない。私もまたできるだけ自由にさせてあげたいと願っている。

なんとか折り合いをつけて、この先の人生を仲良くやって生きていくことが目標なのだ。

あーだこーだ、日常のささいなミスやトラブルなどを乗り越えて、両者の折衷案でなんとか過ごしていきたい。

以前には妹と病院内でけんかしたこともあった。

病院の廊下で大声で大ゲンカ。

父親のことで力を合わせていきたいという目標がありながらも、意見の相違によってばらばらになってしまった私と妹。

本当は話し合えばよかったのに…なかなかうまくいかなくて心が折れそうになる。

妹は言葉が辛辣で激しいので、時折いろんな人と衝突してトラブルになる。父を介護しているときにもケアマネと大げんか、医師とけんかし出禁になったこともある。

目標としていることは、「家族仲良く力を合わせてこの厳しい世の中を渡っていく」ことなのだ。

反省点

今回の課金のことは、私もよくなかった。

ちゃんとAmazonに課金しないようにロックをかけておけばよかったのに、そこまで気が回らなかったことが原因。そうなることを想定していなかったのだ。

失敗する可能性があるものはかならず失敗する。

だから二重三重、何重にも策を取って防いでいく、それでもどうしようもなかったときにそれをやめることを考えてみる。

生と死の間はグレーゾーンしかない

このグラデーションの中を行ったり来たりしている

死ぬのが0%黒として、100%理想の状態で生きているのが白としたら

その中間はグレーしかない。

誰もがみんなご機嫌で調子がよく、すべてが順調で問題もなく、そして正しいことだけをして生きているわけではない。

なかには嫌だと思う出来事、トラブル、突然の事件事故や

思いどおりにいかず不快な感情を飲み込まなくてはならないときもある。

そんなときにどう解決していくか。

0か100か。

白か黒か、AかBかそれだけしか選択肢がないととても苦しい。

ゲシュタルトの祈り

ゲシュタルトの祈り。

私は私のために生きる。
あなたはあなたのために生きる。

私は何もあなたの期待に応えるためにこの世に生きているわけではない。
そして、あなたも私の期待に応えるために、この世にいるわけじゃない。

私は私。あなたはあなた。

でも、偶然が私たちを出会わせるなら、それは素敵なことだ。

あなたも正しい

私も正しい

両方正しくて

そしてお互いが同じ方向を向いている(同じ目的に向かって生きている)ならば

折衷案を出しながら、両方ともが協力し合って生きていく。

しかしどうしてもお互いが違う目的なら、妹が言うように別々に離れていくのもよい人生でしょう。

まとめ|0か100か

どちらかに判断が偏ってしまうと、とても苦しくなります。

もしミスが起きてしまった場合、それがもう起きないように何か対策をすることが大切。

今回はペアレンタルロックを施すことにより、もう課金されないように設定をしました。

まだまだほかにトラブルは起きると思いますが…

0か100に思考が偏りがちになってしまう場合は、自分の向かいたい方向性やどうなりたいのかという目標を認識して、どうやったらそのトラブルを乗り越えられそうか、

感情の先にある目的を意識してみるといいかもしれません。

私の場合は、

目標:仲良くやっていきたい

けれども問題が起きたときは

✔母がミスを犯す、問題行動を起こす←それを防ぐ仕組みを作る

✔マインドセットを改める、受け入れること(トラブルが起きてイラっと怒ってしまうのは仕方ないけれども、一緒に生きていきたいのだから、気持ちを伝えたうえで母が理解できないことも認める、仕方ないことと受け入れる)

感情的にその場ではカッとなって怒ってしまうことが多々ありますが、何とかうまくやっていきたいです。

最後までお読みくださりありがとうございます。

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